popohaumomの日記

⭐︎60代女子⭐︎なんてことない日々の備忘録

朝活読書『水車小屋のネネ』津村記久子 著と、コッペ田島のコッペパン♡

朝マックと、『水車小屋のネネ』津村記久子 著

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装幀:中嶋香織
イラスト:北澤平祐

とても綺麗でストーリーのあるイラストですね。

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物語の入り口です。
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読み始めたら、私の苦手な虐待とか、不幸な物語なの?と思い、

だったら途中で止めようかと読み進めると、

悲惨な内容を必要以上に重く書かれていない文章だったため、

そのまま読んでいくことが出来ました。

今まで読んできた小説とは何か違う、

文章、文脈、言葉の一つ一つを

丁寧に読んでしまわずにはいられない、

不思議な小説でした。

社会が問題としている様々なテーマが、

さりげなく描かれていて、

あってはならない問題なのに、

当たり前に身近にあるんだということを

文章から読み取れる。

静かだけどしっかりと伝えてくる感じ。

読んでいる瞬間は重いのに、

読み過ぎるとサラッと自然に受け止められる。

だけど、

決して問題を軽んじているわけではない書き手の意図を、

理解出来るような気分にさせられます。


登場人物達それぞれに、心に響く言葉がありましたが、中でも、

主人公の担任の先生が言う


「誰かに親切にしなきゃ、人生は長くて退屈なものですよ」


親切は一つ間違えると自己満足の押し付けになるかもしれません。

先生のこの言葉に、親切にされた側への心遣いが感じられる、

この上ない本当の“親切心” を感じました。

そんな気持ちで、他人に親切に出来るような人間になるには、

私はまだまだ修行が足りませんf^_^;


そして何と言っても、

この小説の題名でもある“ネネ”

このヨウムがなんたって素晴らしいんです! 

こんなにヨウムって賢いものなんでしょうか。

一人暮らしの私の家族に

なって欲しいと思ってしまいました♡

こんな優しい世界が丁寧に描かれてあって、

読み手も丁寧に読んでしまう。

現実世界もこんな風に優しい町がありますか。

あって欲しいです^^

一度読んだ本を、2度読むことはほとんど無いのですが、この本はまた読みたいと思いました。


ランチは『コッペ田島』のテイクアウト♡

ツナポテト300円

海老とアボカド380円

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1個がボリューミーなので

少食の人なら一個で十分だと思いますが、

私は育ち盛り?なので2個ペロリw

コッペ田島のコッペパンがなんたって美味しいですし、

このボリュームでこのお値段は嬉しい限り♪

定期的に食べたくなります^^

 

昨日は寒い、で、今日は暑い暑い、でした。

自律神経頑張って、と、心に囁きます^^