読み始めてすぐに、ん？「孤独のグルメ」？
主人公は松重豊？と思うような、
“食べる” 描写の細かさと心の声。
読み手は想像の中でも湯気や香りを
感じるかのような錯覚を覚えます。
装画：早川世詩男という方
装丁：須田杏菜という方
かわいいイラストですね。
ここから物語の入り口です。
出てくるお店やメニューが
実際にある喫茶店なんだろうな、と
確信させてくれる感じですね。
きっと調べてみれば
該当するお店を探せると思います。
さて、主人公のおじさんです。
松重豊に被りますw
大企業を早期退職し、
まとまった退職金をもらっていながら
自分勝手で浅はかな決意での喫茶店経営、
結果半年で潰し、半分以上の退職金を失って、
妻も家を出てしまうという、
情けないご身分であるのに、
何だかんだ自分への言い訳で甘やかし続ける
無職なのに喫茶店巡りをして、
心の中でウンチクを語り自己満足に浸る…
悩んでいるかのようで、結局は
“コーヒーが美味しい”と幸せにひたり、
食事の見た目と味の分析をして悦に入る
のほほんと緩く、悲しいくらい鈍感
こういうタイプの人こそが
ストレス耐性が高いんだと思いますね。
妻が言う言葉の全部に共感しましたし、
妻の第2の人生を応援したいです。
多分、この世代の妻達は
ほぼ共感するのではないかとw
悪い人じゃないのは分かりますw
でも身内なら相当イライラし、
ストレスたまりますw
こういうおじさんは、周りが心配しなくても、
平和に一人で悲壮感なく、
ほのぼのと暮らしていくと思います。
悪い人じゃなく、
どちらかと言えば良い人なので、
周りが助けてくれます。もし
不幸らしきものが訪れても、
脳内自己完結が
苦なく出来る人だと思います。
このおじさんの人生には
“妻” という登場人物も
“子” という登場人物も、
“絶対に無くてはならないもの”
では無かったんじゃないかな。
としか思えないくらい、淡々としていました。
一人が辛くない強さ。鈍感力でしょうかw
前から気になっていた、
エクセルシオールカフェのBGM
いつ訪れても、自分に何故かドンピシャな曲がかかります。
音量も私には丁度良くて、
読書をしていてもBGMに惹かれて
聴き入っている時があります。
なので調べてみました。
USEN 「ドトールコーヒー専用放送」で
・ドトールコーヒーショップBGM
・エクセルシオールカフェBGM
があるそうです。
「今」流れてる曲を検索出来るそうです。
今度行ったら試してみようと。\( ˆoˆ )/
ゴールデンウィークの渋滞情報がニュースを賑わせています。
海外旅行に行く人達にインタビューしている画面を見てると、
なんにも予定がなくても、やっぱりウキウキしてしまいます。
世の中が平和なゴールデンウィークで
楽しい話題で盛り沢山になりますように＾＾
さぁ、明日から！
