エクセルシオールカフェのモーニング♡
身体の深部を冷やしたいのでアイスコーヒー♫
ジャンボハムレタスサンドは、
カラシマヨのピリッとした
アクセントがとても好きです♡
『夏の体温』瀬尾まいこ 著
ふんわりと優しい3編の物語でした。
目次を見る習慣がない私は
読み始め、あぁ病気ものか、、
病院内や小児病棟が描かれるような
内容は苦手なので、読むのを
止めようかと思ってしまいました(^◇^;)
ですが、とりあえずで読み進めてみたら
怖さや暗さよりも、
ふんわり優しさが優っているお話しでした。
1編「夏の体温」
もちろん子供の病気は
可哀想でしかなく辛いのですが
主人公の小学3年生男子の心の内は、
え?小3で、こんなことを考えるの?
ということのほうに、私の意識が向きました。
自分よりもっと辛い
入院生活をしている子達への想い
この主人公の男の子の周囲への思いやりと
彼自身の繊細さは
心配になるほどでした…。
男の子は、
入院時は重い病気の子供達がいる西棟に、
その後退院が見えてきた時点で東棟に移り
退院が見えてきて喜びたいのに
西棟にいる重い病気の子達を思い、
自分の感情に葛藤があるのです。
心に響いたのが、
………………
西棟には何か月も入院している子だっているのだ。
それを思うと胸がめちゃくちゃになる。
病院の中では、自分の気持ちを
どう動かすのが正解なのか、
どんな感情を持つことが正しいのか、
よく分からなくなってしまう。
病気になった自分が、
いずれ退院出来る自分が幸せなのか
不幸なのか分からない。
僕はどこを見上げて何を願えばいいのだろう。
………………
こんな感情を小学3年生で抱えるなんて
なんて辛く苦しいだろうと。
これ以外にも、母親との距離感の気持ちや
え、、そんなことまで考えるの?
と思う内面ばかり…
小学3年生で、こんなに繊細に
周囲への想いと
自己表現の制限で迷い悩むなんて
心配です…(ノ_<)
2篇の「魅惑の極悪人ファイル」
心に響いたのは、
………………
自分のことだと、何をするにも
勇気や覚悟が必要で、
動くまえに考え過ぎて断念することが多い。
それが、人のことだと
すんなりできるものなんだ。
もう高校の時みたいに、
誰かに責められたり
恨まれたりしたくないってずっと思ってた。
動けば動くほど、真剣になればなるほど、
虚しくなって
伝わらないことに苦しくなるのは
耐えられないって。
正しいとか正しくないとか、
面倒なことは置いておいて、
みんなが楽しく機嫌良く過ごして、
自分も楽しければそれでいいとしよう。って。
………………
これは日々、私自身が職場で持つ感情と
同じような気がしました。
職場で正しいと思うことを主張すれば、
「⚪︎⚪︎さん、真面目だから」と言われたり、
年下管理職からは、
「ウザいおばさん」扱い( ̄▽ ̄)
なら、もう言うことを止めよう。と。
意見を求められた時だけ
当たり障りない意見を言うように、
心の平穏を優先しよう
“言われたことしかやらない人”
と、認定されても、もういい…
“正しさ” は求められていない。
と。。
本を読んでいるといつも気づかされます。
私が抱える負の感情は
どこにでも転がっていて
誰かが物語りにするくらい
ありふれた日常なんだ。と。
良くも悪くも、
私は特別な人じゃないわけですw
辛いのは自分だけじゃないと^^