『月夜の森の梟』小池真理子 著と、
ジョナサンの目玉焼きモーニング♡
モチモチのこのパンが選べるのが嬉しい♪
美味しいんです^^
この表紙と題名に惹かれ読みたくなりました。
作者の小池真理子さんが、
亡くなった夫で作家の藤田宜永さんへの
思いを綴る日記でエッセイでした。
お二人は、一般的によく耳にする、
「子が無い夫婦は、いつまでも恋愛の延長」
という仲良しご夫婦だったことが
とても伝わります。^^
作家さんが記していくと、
単純な日常動作も、
意味深いものになると感じました。
とても美しい言葉と柔らかな文章で、
家の周りの自然の風景の描写には、
頭の中にお二人の生活の情景が
映し出されるような、リアル感がありました。
しみじみと小池真理子さんの
悲しみと切なさが伝わってきます…
単純に生きても、複雑に生きても
誰もが死別を経験しますよね。
その後の想いも、その後の生き方も
人それぞれのもの。
単純に生きても、複雑を選んでも
どれも正解なんですよね。
生きてる人が
何より大事(だいじ)だと思っています。
生きることは “おおごと” な気がします。
苦手なエッセイをまた読んでしまいました。
(⌒-⌒; )
空想の小説は、思ったまま
好き勝手に感想を書けます。
でも、エッセイのような
思い出日記のような本は、
“その人”の生きてきた証です。
自分の感情を言語化するのも一苦労の私が、
意図しない軽率な言葉で
ズカズカ汚してはダメだと思ってます。
この本の感想は、
素敵なご夫婦だったんですね。
藤田宜永さんのご冥福をお祈りします。
自分の“おおごと” を背負って、
まだ少し生きていきます。
今、自分の周りの人を大切にします^^