popohaumomの日記

⭐︎60代女子⭐︎なんてことない日々の備忘録

朝活読書『いなくなくならなくならないで』向坂くじら 著: 共依存と執着と思いやりと親切。

『いなくなくならなくならないで』向坂くじら 著と、ガストの目玉焼きモーニング542円

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主人公の時子は、亡くなった“はず”の親友、

朝日からかかってきた一本の電話で、

苦悩の日々が始まります。

タイトルの

 『いなくなくならなくならないで』は

早口言葉?w みたいだな、と

思ったりしながら本を開きました。

読み始めは、ホラー?はたまたサスペンス?と

思ったのですが、違いました。

自分にとって、この人は

大切な人なんだと思いこんでいる。

その大切な人が

ずっと自分の側に居て欲しいような

離れたいような

自分で答えが出せない苦悩からくる

タイトルなのかな。と。

 

主人公の時子と朝日の共依存なのか、

執着なのか、2人の関係は

時子が何度も苦悩する様子に

共感する部分もありつつも、

時子が毎回選ぶ結論には、

私には異様にしか思えず。

一見すると

幸せ家族のように見える時子の家族の

実は微妙な歪さも、

両親の夫婦関係も親子関係も、

どこにでもありそうな問題のように見えて…

時子の家族は何かが少し異様でした。

 

亡くなっていたはずの朝日が生きていて、

時子の実家に居候し、

実の娘の時子は毎日仕事に出かけ

朝日はろくに働きもしないのに、

家の中で実の娘のように自由に振る舞う。

そんな朝日を時子の両親は、

親切と思いやりと信じて

娘のように大切にする…


物語り最後の2人の修羅場には、

狂気を感じましたし、、

 

主人公時子、親友朝日、時子の両親、や

大学のサークルの男性、

主要な登場人物全員が

私には理解不能で好きになれませんでした😅

登場人物の約9割を

好きになれなかった小説は、

私には珍しいことです😌


家族でも友達でも

関係性は純粋で単純でありたいと

思いましたが、

純粋に生きたくても難しいのが

世の常でしょうか…。

 

読書が好きな人種の弊害なのか(⌒-⌒; )

本選びを慎重にすればいいだけなのかも。

“お勧め本” を手当たり次第に読んでいく

私自身の問題ですね😅

でも、自分の好きな本だけを読むより

いろんな本を読んだ方が

知見も広がると思うし

脳トレ的にも良い気が😄

 

3連休の真ん中で、まだ明日も休日です♡

楽しく平和に過ごします♫

難しく考えないように^^