『マリアージュ・ブラン』砂村かいり著とガストの目玉焼きモーニング561円♡
主人公の2人は恋愛感情は持てないけれど
お互いを人として尊重し
思いやりを持って生活をしています。
アロマンティックアセクシャルや
LGBTQ +など、人の特性について
「多様であるのが普通」ということを
当たり前としていこう、という世の中に
変わろうと、変わらなければ、と
意識の試行錯誤を繰り返す
移行期なんだろうと思っています。
現代がまだまだ不自由な世界だと
考えさせられた内容でした
「多様性」という言葉が死語になるくらい
当たり前に浸透している時代が来るまでは
周囲からの理解が得られずに
悩み続ける人は
残念ながら減らないと思います
しかしながら、こういった小説が
きっかけとなって、きっと徐々に世の中が
事実に追いつく日がくると思います
性自認のことに限らず
理想の生き方や価値観というのは
みんなそれぞれだと思います
自分との違いを
受け入れればいいだけですよね
男女でしか認められない結婚についても
例えば、入院手術の承認が
身内しか出来ないなどの理由で
仕方なく養子縁組をするカップルもいます
性別が男女しかない現代でも
「婚姻」が、男女に限らず
「私は同性婚よ」「私は異性婚よ」と
どちらもが当たり前になる
そんな世の中に早くなればいいと思います
もっというなら◯◯婚というラベリングさえ
不要ではないかな、と思います
子供を持つことが婚姻ではないのは
今でも当たり前ですし
異性婚でも子供を持たないと
決めるカップルもいます
例えば、
兄弟、姉妹、ミックスで
全員が結婚せずに
一つ屋根の下で暮らして老いていき
老老介護が始まります
手術の承認も出来ます
婚姻関係がない男女でも兄弟姉妹は
周囲から特別視されることはないでしょう
かたや、
同性同士で一つ屋根の下に暮らし
老老介護が始まります
だけど、こちらは婚姻関係がないから
手術の承認が出来ません
そして周囲からは奇異な目で
見られてしまうことが多いでしょう
暮らし方は同じのはずなのに
法的に制限がかかり
周囲からの見方が変わる…
その存在の違いはなんでしょうか
と、思ってしまいます
法的に「婚姻」が必要な人は
性別関係なく受理される世の中に
なって欲しいです
シェアハウスも広い意味で
同じようだな、と思います
誰かと暮らしたい
近くに人を感じながら生活したい
他愛もない話をする日々の当たり前や
悲しい時の心のふれあい
一つ屋根の下での暮らしに
2人で暮らしたい
数人で暮らしたい
お互いを必要と感じた者同士で
一緒に生きたい
誰もがみな同じように「選択」できる
「婚姻」が必要なら届ければいい
不要と思うなら暮らすだけでいい
マリアージュ・ブラン(偽装結婚)という
言葉自体の現実的な意味は
多分複数あると思いますが
やむをえない悲しい理由での
偽装結婚は無くなって欲しい
現代は、昔からそうだった、という理由で
「男」「女」しか性別が無いだけで
医学が進歩した未来は
もしかしたら複数の性別遺伝子が
発見されているのでは?と思いたい☺️
今の現代が、未来の昔となり
未来人が、
「昔は性別が大雑把に2つしか無かったなんて、信じらんない!雑過ぎるぅw」
と、言ってるかもですw
どんなことでも始まりは
異種に扱われてしまうので
多方向から見て「それもアリ」と受け入れる
柔軟な人でありたいです^^