『ネバーランドの向こう側』佐原ひかり 著と、エクセルシオールのジャンボンハム・レタスサンド モーニング♡


【あらすじ】
文化センターで働く30歳の実日子。実家で何不自由ない生活を送っていたが、両親が交通事故で亡くなり、母方の叔母と同居することに。箱入り娘で、家事ができず、世間知らずな実日子と合理主義の叔母は全く波長が合わず、実日子は人生初めての一人暮らしを決意するが……。新居であるメゾン・ド・ミドリで出会った大学生サイトーくんや声優の新田さん、お見合い相手の椎名さんとの交流の中で、実日子は少しずつ強くなっていく。大人になり切れない大人の葛藤と進歩を描く、ハートフルストーリー。
ネバーランドって
ピーターパンに登場する
子供のまま
大人にならない架空の国のことですね☺️
読み進めて行くと
「ネバーランドの向こう側」
というタイトルが
ピッタリ過ぎることに気づきます
ネット界隈で見聞きする
“子供部屋おばさん”の成長物語😆
30歳にもなれば
周囲との常識的な付き合い方
距離のはかり方を
自然に身に付けているはずですが…
主人公は違う次元の人のよう…
ひとり暮らしを始めると
多少は進歩していましたが
それでも私には理解出来ない
未知の生命体😅
よく言えば両親から溢れる愛情を受け
世の中から隔離され無菌室で育った
素直で、のどかな娘(おばさん)
悪く言えば過保護で過干渉の親に
違和感を覚えず
現実世界の関わりを全て親任せで
家事も出来ない自分に
焦りも違和感も持たない娘(おばさん)
ある意味、両親が亡くなったことで
ひとりで生きなければならず
ようやく現実世界で成長していく様子に
複雑な気持ちにもなりました…
「ひとりでは何も出来ない」が
イコール「弱い」ではないということ
ある意味、主人公の“何も出来ない”は
「怖いもの無し」の
最強だな…と思いました😂
“子供部屋おばさん”と“子供部屋おじさん”
ちょっと前は
自立せずに実家に居続ける大人を
実家に寄生する
「パラサイト シングル」と呼ばれていたような?
ただ、親の介護のために
実家暮らしをせざるを得ない人がいるので
この言葉で一括りには出来ないですね
この主人公は
両親の死をきっかけに
ネバーランドの向こう側へ
行かざるを得なかったわけですが
結果、良い成長に繋がり
温かい気持ちで読了できました^^