ニュースを観ていて思うこと。
労働基準法に定められている生理休暇
(生理日の就業が著しく困難な女性に対する措置)
第六十八条 使用者は、生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときは、その者を生理日に就業させてはならない。
前の会社にいた頃の、その昔、約30数年前になりますが、その会社にも生理休暇がありました。
当時、月に2日、有給休暇とは別に生理休暇を取得出来る会社でした。
女性が多かったこともあり、普通に皆さん当たり前に毎月申請して取得していました。
今みたいに、ニュースで男性アナウンサーが
“生理休暇” “生理用品”を
意識的に使う時代では無く、
有休、無給の違いはあっても、
今の世の中を見ると、あの時代の方が今よりも、オープンで先進だったんだな、という気がします。
最近ニュースで見聞きするのは、男性の生理への理解、や、PMSの辛さしんどさ、オープンにしようとする生理関連の多くの単語が至る所に溢れ。
40年近く前には、普通に生理休暇を取得していた私からすると、生理の取り扱い問題だけは、退行?退化?してるような気がしています。
生理休暇について、
『気軽に休める雰囲気ではない』
『男性につらさを分かってもらえない』
『取る人が少なく請求しずらい』
という理由で、今や取得率は2〜3%なんだそう。
有給休暇で休まざるを得ないくらい重い人もいるだろうと思うと、有給休暇とは別に休暇をあげて欲しいですね。
昔はPMSという言葉も無く、生理前が辛いことも、何となくの意識でしかありませんでしたよね。
PMSの辛さ、自分でコントロール出来ないメンタル不調に、数日後の生理初日2日目の、お腹や腰の重さ痛さ辛さ、、
思い出せば辛かったです。(ノ_<)
その辛さがようやく理解と認知されてきた現代、生理休暇は当たり前に取得出来てる時代になっていて、プラスアルファ
今はPMS期間の休暇をどう扱うか、を、議論するくらいで不思議ないのでは?と思ったのです。
なので、今のニュースを観ると、生理取り扱い関連を頑張ってる感が、私には退化してるように感じてしまうのです。
今の若い女の子達が、生理前、生理中の辛さ、しんどさの理解がまだまだ足りない世の中で、可哀想だな。と感じます。
ちなみに余談になりますが、前会社では、
60前後女子が、生理休暇を申請してきても、
女性ファーストの社風の人事部だった私達は、
ザワっ( ̄∇ ̄)としつつも受理していましたw
平和でしたね^^