『恋恋往時』温又柔 著とガストの目玉焼きモーニング570円♡


【あらすじ】
自分にないものを思って憂うのではなく、他のひとにはなくて、私だけが持っているらしいもののことを考えよう――。国境と言語を跨いで射し込む光に照らされた、日本と台湾、4つの物語。――これからあたしたちは、飛行機に乗ってパパのところに行くのよ。幼い頃、父と一緒に暮らすため、母と共に台湾から日本へ旅立った「私」。四十年が経ち、祖母の葬儀に出席するため台湾に向かう「私」の心に蘇るのは、かつて耳にした台湾語と懐かしい家の光景、亡き母の朗らかな歌声だった。
4つの短編集です
日本の統治下で育った祖父が愛する日本
祖父の話し聞きながら育った台湾の少女
日本のことも台湾のことも
とても大切に思っている
日本人の視点と台湾人の視点
日本に住む台湾人の視点で
優しく愛情に満ちた語りが
淡々と進んでいきます☺️
ただ、台湾語、中国語、過去、未来と
読みながら混乱
過去、未来の情景を頭のなかで変換しながら
同時に台湾語や中国語を誰が喋っているかを
イメージしながら読むのが
私には大変でした😅
日本統治時代の台湾の事情や
昔は当たり前で
今でもまだ無くなりきらない男尊女卑
苦しくなる部分もあったり
どの国でもそうみたいですが
ハーフの人が持つアイデンティティのこと
ふんわりとした文章ですが
その中には
複雑で重めの歴史の記憶が
丁寧に描かれていて
優しく語りかけてもらっているからと
勘違いしてもいけない
強い意志を感じました
台湾という国が
親日ですと言ってくれることに
心から感謝を^^