『古本食堂 新装開店』原田ひ香 著と、ガストの目玉焼きモーニング561円♡
舞台は東京の書店街の神保町
店主の兄が亡くなったことで、その古書店を
継ぐことになった主人公の女性(70代)に
まつわる短編集でした
主人公は20代の姪と一緒に働いていますが
姪の提案で、店の一角に、コーヒーが飲める
カフェスペースを作ります
この古書店が、神保町が舞台というのも
とても趣きを感じましたし
食事の描写は、お腹が空くくらい
美味しそうでした😋
亡くなったお兄さんの昔の恋の話は
さりげなくて自然で、とてもロマンチックでした
認知症のお母さんのために、昔の婦人雑誌を
探しにくる中年女性のエピソードも
実際にありそうな気もして
老いた母への思いにも泣けました😭
主人公は70代女性
恋人が住む遠い土地へ行きプロポーズをする
そんなことって
そうそう無いような気はしますが
考えてみると、主人公は姪に「古書店」の
今後を丸投げしているようにも思えますし
大人としてどうなん?と思ったりw
とはいえ小説だから、それの深掘りも
意味は無いと思いますが(^_^;)
70代主人公女性の決断は
一見カッコいいようで、フワッと
自分勝手のような気もしますw
ま、小説なんで😊
神保町は、40年くらい前に
しょっちゅう歩き回っていましたw
隣りの小川町↔︎神保町をウロウロw
今はガラリと変わってしまったようですが
小川町と言えばスキーショップを巡り
神保町の三省堂本店で本を物色するのが
なんたって楽しみでした😊
この本の中に登場するお店は
現存するものが多いみたいなので
聖地巡礼しやすいですね😄
私も久しぶりに神保町に行きたくなりました
行けたら何食べよう♫
昭和レトロ喫茶の『さぼうる』かな
やっぱり今はカレー『ボンディ』かな
あー、この本を読んだら
久しぶりに神保町に気持ちが支配されw
無性に行きたくなりました^^