あなたに安全な人 木村紅美 著と、ガストの目玉焼きモーニング、542円♡
装画: 安藤晶子さんという方
男女2人の不穏と感じる同居生活の物語でした。
私にとって嫌だったのが、
主人公男女2人含む、登場人物のほぼほぼが、
見事なくらいうっすらと
感じの悪い人達ばかりでした。
町の人達の様子は、
コロナ禍の初めの頃にニュースで聞いた、
“マスク警察” を思い出しました。
それぞれ過去に向き合いたくない2人の男女が、
ひとつ屋根の下で、
顔を合わさないようにしながら一緒に暮らす
という、なんとも奇妙で、
私にはちょっと理解出来ない、というか、
理解したくない暮らし方でした。
家人の主人公が、
「このまま、決して、顔は見せ会わせないで。互いの気配は、時々、幽霊がいるのかな、とでもびくっとさせるくらいに漂わせるのが理想です。」
人間が2人も生活しているのに、
温度を感じられないし、
静かな闇が深くて、読みながらずっと
気持ちが重いままでした。
こういう生き方をしているような人は
現実にはいないと信じないと、
読み終えたあとも引きずります…
それでも、この物語は
何か不思議に惹かれてしまう自分もいます…。
ちょっと心が疲れてしまう本だったので、
次に読む本は軽めがいいな。と思いつつ、
あらすじも知らないまま、
題名だけで借りているので
希望通りにはならない(⌒-⌒; )
それに明日は雨予報なので、
図書館には行かない予定です。残念(T_T)
家事でも遊びでも休日は晴れて欲しいです。
明日は家でのんびりと
大好きないつもの “有りえない系”
映画を見ようと思います^^