『箱庭クロニクル』坂崎かおる 著 とガストの目玉焼きモーニング570円♡
いろいろなタイプの女性の
いろいろな時代、いろいろな場所の
幻想的で不思議な世界観の
6編の短編集でした
女性同士の関係性の描かれ方が
サスペンスのようで
ファンタジーのようで
SFのようで
ミステリアスでもあって、、
いろんな側面から見る
「女性」のいびつな後悔や未練、執着…
蓋をした闇の中を見せつけられたような
心の機微が重めに
描かれているように思いました
一番自分の身近に感じて読めたのは
「あしながおばさん」の
スタンプ集めの理由や
お店に通う理由でした
文体は読みやすくてサクサク読み進みますが
メッセージ性を感じながらも
それが何か力不足の私にはイマイチわからず…
でも心は読んでいる間中サワサワと
何とも言えないザワつきを覚え
幻想と現実のはざまに身を置くような
不思議な小説世界に
惹きこまれたのは間違いありません^^