『ここはすべての夜明けまえ』間宮改衣 著とサンマルクで選べるサンドイッチモーニング♡
父親のエゴで、老いない身体の手術を
受けさせられた女性が語る
100年後の時代での家族の100年史でした
内容は、今はSF扱いなんだけど
100年後は現実なのかも。と
考えてしまいそうな遠くもないような世界
読んでる間中、悲しさ、虚しさ、儚さ
ふがいなさ、切なさ、冷たさ、と
負の感情にまみれているみたいで
胸が苦しかったです
この世界観には、静かな世界で
ひらがな主体の子どもの語り口なのに
生きることの意味を問うような
哲学を感じ圧倒されてしまいました
読後は何かで気分を明るく変えないと
引きずられそうだと思いました😌
AIがもっと進歩した先に
果たして生身の人類が残るのかな、と
もはや、“純粋な人間” は、まもなく
絶滅危惧種になるのかも。。
いろんな問題が詰め込まれていて
久しぶりにギューっと苦しくなり
心が揺さぶられた小説でした
私の生きるは修行です^^