『剣持麗子のワンナイト推理』新川帆立 著 と、ガストの目玉焼きモーニング542円♡
都心の大手法律事務所で企業相手に働く
頭が切れる敏腕女性弁護士が、
望まぬ副業?で、一般民相手の弁護士として
奮闘する短編の連作でした。
題名が“ワンナイト推理”というだけあり、
夜中に起こる事件は、
サクサクとリズミカルに推理が進み、
とても小気味良くスッキリしましたw
敏腕女性弁護士さんが
本当にこんな働き方だとしたら、
体は持たないと間違いなく思います。
若いうちは大丈夫かもですがw
弁護士事務所の運動会というシーンには、
え?弁護士事務所って
「運動会」なんてイベントがあるの?と😳
確かに、大手の弁護士事務所には、
所属人数も100人超えはあるので
催せないわけじゃありませんが、
“弁護士” と “運動会” が繋がるイメージを
全くしたことが無かったので、
その場面の描写はルールブック然り
大変面白く読めました。w
なので、依頼人と会う時に
ジャージを着ていた女性弁護士を想像すると
敏腕女性弁護士の可愛さが想像出来ましたw
一見クールで
合理的にしか見えない女性弁護士の
人情的な一面は至るところに描かれていて、
キーマンである黒丑が、
哀しい心を抱えることになった悪父親からも、
世の法律からも、
いずれ救ってもらえることが想像できます。
救ってあげて欲しいと切に望みます。
勝手にキャスティングw
主人公の敏腕女性弁護士は、
天海祐希さん
刑事の橘五郎は、
北村一輝さん
黒丑は、
北村匠海くん
をイメージしながら読みました^^
この本を読んで
しょうもない親を持つ子供に
不幸が連鎖しませんように…と
あらためて願うばかり😔
優しい世界に…