『女の国会』新川帆立 著: ガストの目玉焼きモーニング542円♡
メインで活躍する女性たち5人の、それぞれ違う
ネガティヴとポジティブの部分に
うんうんと納得もさせられ、
彼女たちの潔さ、カッコ良さに
グッと引き込まれました😄
高月→そこそこの苦労人で派遣社員から議員
浅沼→女を武器にしていると言われる議員一族
沢村→ロースクールを出て議員秘書
和田山→女であることに理不尽を強く感じている新聞記者
間橋→朝沼の地元で市議会議員をしている元アナウンサー
政界が舞台で
ジェンダーや格差、性差による差別、
リアルな社会問題に触れていますが
ちゃんとしたミステリーだったので
読み終えた時にスッキリし、
とっても面白かったです♫
国会議員の裏の顔は、想像通りというか
普通の会社の派閥争いの政界版? のような。
私の勝手なイメージになりますが
会社の場合多いのが(ウチだけ?w)😅
だいたいの男性の愚痴は
自分が正当に評価されてないと思う不満(自己評価が高い不思議😅)
だいたいの女性の愚痴は
会社の体制への正論と進言に、「女は感情的」と片付けられてしまうことへの不満😤
さて、どっちが
会社の経営を考えての愚痴なのでしょうか…😆
終盤は広く深い意味での「女の国会」を知り
胸に強く響きました。
政界は、普段交わることが無い遠い世界
分かりやすく知ることも出来て
ちょっと勉強にもなりました。
いろんなタイプの女性達の、純粋でありながら
キッパリとした潔さ、割り切る強さに
すごく憧れます😊
政界で偉そうにしているおじさん達も
母である女性から生まれたんだから
本当なら敵わないはずw
聖母なる女性たちが、
引いてあげてるんだと私は思います。
守られて生かされているのに…
私はそんな気がしています^^
男の役割り、女の役割り、じゃなく
個々の役割り、が普通の世の中になれば
誰もがもう少し生きやすくなるような
そんな気がします^^