『回樹』斜線堂有紀 著とガストの目玉焼きモーニング542円♡
6遍のSF短編集で
設定もストーリーも
とにかくどれも想像が及ばずで
読み進めるワクワクで面白過ぎました。
表紙のイラストの雰囲気よりも
内容は凄く重く、深く、温かいと感じました。
そんな中で読み進めてびっくりしたり
強く心に響いたのは２つ
・不滅
その世界では不可欠になった港を
主人公は壊しますが
壊した理由を知った時には、
読んでいて思わず、ひぃっ、と声が
出てしまうほど想像がまったく出来ない
怖い理由でした。
主人公の深い思いに胸が痛くなりました。
・奈辺
黒人が奴隷であることが当たり前の時代
アメリカの白人が経営する酒場で起こる
不思議な出来事でした。
人種差別問題は、宇宙人にもある…
ファンタジーが好きな私には
これが一番好きです。
どの作品においても
さりげなく深い内容で
埋葬の現実、亡くなった人への想い
“死” について考えさせれます。
さくさく読みやすくて、どれも簡潔
そして感動出来ました。
生きてる時間は尊い時間だと
大切に過ごさないと、と
覚悟させられた気がします＾＾
