popohaumomの日記

⭐︎60代女子⭐︎なんてことない日々の備忘録

朝活読書『こまどりたちが歌うなら』寺地はるな 著。仕事:会社という組織の中、想像力の大切さ。

『こまどりたちが歌うなら』寺地はるな 著と、ガストの目玉焼きモーニング542円♡

f:id:popohaumom:20240828152053j:image
f:id:popohaumom:20240828152050j:image

舞台は、地方都市にある老舗の製菓会社。

主人公は、

前職で人間関係や職場環境に疲れ果てて退職

その後に、親戚の製菓会社に

転職してからのお話し。


登場人物の一人ひとりが、

どこかで見たことあるような人ばかりなので

ああ、こういうのってやっぱり普通に

身近にある事例なんだろうと改めて思います。


会社に入ると、その会社独特の

謎ルールに驚いた、ということは

最近SNSでもよく見かけます。

以前の日記にも書いたような気がしますが

例えば入社早々に有志のリーダー?から

「毎月⚪︎円徴収し、定期的に食事会します」

と集金に来られたりとw

様々な理由の集金系が多いようですね。


こういうのって、私が若い頃の

昭和のしきたり?かと思っていましたが、

伝統ある会社は、今でもそのまま

引き継がれているところも多いようですw


そんな様々な独自の謎ルールに、

入社したての人が、

「このルールっておかしいですよね?」

とは言いづらいのが現実です。

それに限らず

日常的に社内で違和感があっても

・正論を声高に言える人(自分の正義)

・静かに流されていく人(諦めの境地)

・誰か言ってくれると期待してる人(他力本願)

大体がどれかに当てはまる気がします(^◇^;)


最終的には、自分が所属する会社を

どれだけ思えるか。

ここが一番大切なのかも知れないですね。

ただですね、、会社を思う気持ちを、

少しずつ着実に奪う会社もありますから…


会社の組織は、様々な性格の集まりです。

それと同じ数の価値観、

いろんな力量の人がいます。

自分とは違うことにモヤモヤしたり、

“根は良い人” の心無い言葉に傷ついたり、

そんな会社組織の中で、

自分にとって

一人でも信頼できる人がいれば、

だいたいのことは

乗り越えられると思っています☺️

“人は自分とは違う” ことを前提に、

目の前の場面での

想像力の高さ、豊かさが

とても大事なような気がします。


自分が苦手とする人も、

誰かの大事な人だということ。

見る角度によって

全く違う見え方をするということの

理解が大事なのだろうと

この本で改めて思いました。


登場人物みんなが、

一歩ずつ前に進んでいる描写に

大人としての元気をもらえました。

現実の私は、シニア会社員として、

後輩達に少しくらいは先人の知恵で

役に立ちたいと思うのです☺️

なのでまだまだ足りていない想像力を

もっと鍛えます^^