popohaumomの日記

⭐︎60代女子⭐︎なんてことない日々の備忘録

朝活読書『なんどでも生まれる』彩瀬まる 著: 優しい生き物と暮らしたくなります。

『なんどでも生まれる』彩瀬まる 著と

ガストの目玉焼きモーニング、無性に

納豆が食べたくなり追加♫

なので、トーストはやめて白ご飯にしました☺️

ガストの納豆は “有機” 納豆が嬉しい♡

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主人公はチャボの桜さん。

桜さん目線で語られる物語

ブラック企業で心を壊し、引きこもりになった

飼い主の茂さんと一緒に暮らす桜さん。

茂さんの社会復帰をさりげなく見守り

場合によっては後押しする

商店街の優しい人々との交流

そんな情景描写も、なんだか懐かしいような

温かな気持ちで読めました☺️


壊れた心を治すことは、日々一進一退で

周りの人間もかなりエネルギーを要します。

そんな中でかすかな少しの光の兆しに

当人も周りも焦らずに一歩ずつ、

前に進むのだと改めて気づかされました。

 

ウチの会社もメンタル休職の人が

絶えたことがありません。

1か月で復職出来る人もいれば

1年以上休職してそのまま退職の人もいます😞

休職期間はそれぞれです。

本人は相当しんどいだろうな、と

この本で思いました。


チャボの桜さんや、

セキセイインコの師匠の心の声が

とても共感出来るので

鳥が好きな人は

きっと余計に面白いと思います。

“鳥” で思い出す小説は、

以前感想で書いた

『水車小屋のネネ』

こちらとても面白かったですが、

それ以来の鳥メイン小説でした。


“商店街” って、ドラマティックですね。

ドラマでも小説でも、“商店街” は

個性豊かな人とお店が凝縮していますが

現実の商店街もきっとそんな感じなのかな。

後継者問題や、シャッター街問題と

問題も山積だと思いますが

豊かな“情” が溢れている。と

勝手な想像しています😊


この『なんどでも生まれる』は、

“人との濃い繋がりが温かい”

と思わせてくれる

ちょっとだけ切なく優しい物語でした。

人間以外の生き物が出てくる小説を読むと

毎回必ず小さな生き物でいいので

一緒に暮らしたくなります^^