popohaumomの日記

⭐︎60代女子⭐︎なんてことない日々の備忘録

朝活読書『私が鳥のときは』平戸 萌 著と、椿屋珈琲吉祥寺茶寮のモーニング♡

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吉祥寺には元々2店ある椿屋珈琲ですが、先日、井の頭公園側の「椿屋珈琲花仙堂」が閉店して、

移転?のような感じで、サンロード入り口のファミマの上に新たに

椿屋珈琲吉祥寺茶寮」がオープンしていました。

こちらは朝9時オープンでモーニングが用意されているので、早速行ってみました!

ちょっと奮発するお値段です(^◇^;)

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さすがに野菜もシャキッとして瑞々しく

ハムもたまごサラダも美味しかったです♡

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珈琲はやはり目の前で、サイフォンから注いで頂けます^^

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椿屋珈琲の和の落ち着く店内です。

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ステンドグラスの窓が綺麗でした^^
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お店を出たら、店先で配布していて、割引チラシを頂きましたので、次回は10%割引♫ 

嬉しい^^ 

吉祥寺は、甘味処がほぼ無いんです。

なので、次回は和のスイーツを頂きたい!

 

『私が鳥のときは』平戸 萌 著

装画: 丸千代さんという方

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青春小説でした。

難病で、それも末期であるバナミさんが、パート先の友達という他人の家に居候する。

しかも、その友達家族の構成は、夫と息子、受験生の娘がいる。という設定。

普通で考えると「あり得ない」ですが、小説なので(⌒-⌒; )


2部構成になっていて、1話目が、
「私が鳥のときは」
こちらは、バナミさんが居候する友達家族の、受験生の娘からの目線で、

青春、受験、いじめ、命、家族DVなどの様々なテーマが描かれていました。

イジメられている娘の、優しさや前向きさに心がうたれます。T^T

有り得ない“居候” 理由が明かされますが、それを明かされても、“小説だから” と思いました。

バナミさんの死もサラッと描かれていて、じめっと苦しい表現は無かったのは、ワタシ的には良かったです。


2話目の、

「アイムアハッピー・フォーエバー」

こちらは、1話目のバナミさんが中学一年生の時のお話。

1話目のバナミさんを知ると、バナミさんの中学生時代って、どんなだったんだろう。と

想像しながら読み進めました。

“青春小説” らしいのは、こちらの2話目の方が “らしい” と思いました。

自分達で起こした奇跡の瞬間を描く流れには、読みて側のワタシも、

その仲間の1人になったかのようにワクワクしました。^^

ただ、ここまで聡明なバナミさんが、12歳で中学1年、と書いてある行で、え?12歳?、

12歳の心の中って、こんなにも整理されて落ち着いているの?と思いました。(O_O)

ワタシのイメージだと、せめて15歳から17歳くらいでちょうどいいくらいだったので…

聡明なバナミさんが、その2年後の15歳での妊娠には触れていませんでしたが、

結局は謎なので、何があったんだろう…と。

 

心に残った場面は、
12歳、中1のバナミさんが友達に、

「ウチら、まだ12だよ。何も始まってないんだから。50年後なんてどうなってるか分かんないよ」

「人生が始まるのはもっと先のこと」


と、書いてありました。1話目を読み終えてると、、そんなバナミさんは、30歳で…

12歳の時のバナミさんは、生き急いでいたのかな…

 

精神年齢も昔より上がってきているんだとは思います。

“子供” として生きていい時間がどんどん短くなってきてるのでしょうか。

そう考えると、今の“子供” は、早くから“大人” になることを求められているのかな。

なんだか複雑ではありますが、これは“小説”です。作り話なので安心です。

誰かの身に本当に起こったことだとしたら、辛過ぎます。

 

だからワタシは、「有り得ない系」の小説と映画が好きです。

安心してその世界に浸れ、必ず戻れるからです。

それでも、似たような世界が現実にもあるんだろうとは想像します。

少しでも無くなっていく未来であって欲しい。

みんなそう願っていますよね^^