朝活読書『騙し絵の牙』塩田武士 著と、ガストの目玉焼きモーニング♡
図書館で借りてきたあとに知ったのですが、これは、大泉洋を主人公としてのあてがき小説とのこと。
そうとは知らないまま図書館で見つけた時に、表紙の大泉洋に惹かれて借りてきました。
なので、読みながら、あれ?これって、大泉洋をイメージして書いたもの?、
だから表紙が大泉洋?wと、思いながら読み進めました。
これは映画化されてるのかな?と思いながら…
主人公は、“あてがき”だけあり、大泉洋そのものでw ずっと脳内映像が再生されていました。
主人公は、コミカルな喋りと、空気を読むチカラにたけていて、
どんな場でも、上手く盛り上げて周囲を巻き込んでいく場面は、大泉洋でしかありませんでしたw
世の中の紙媒体の縮小で不況に喘ぐ出版業界、主人公の速水(大泉洋)が編集長を務める雑誌の廃刊危機、
自身の浮気、妻の自立、娘の離別、など最後に思いもよらない展開になったことで、
終盤に、主人公の速水(大泉洋)の人生が詰まった小説なんだと思えました。
それほどラストには衝撃と同時に、想像する主人公の表情に寒気を覚えました。
読み終わったあと映画を観たくなり、Amazonプライムで検索して観てみました。
そうしたら、、あれ?この映画観たf^_^;
以前、観ていました…ですが、内容が、ワタシ的には全然違う…
以前、映画で観た時は『面白い』という感想を持ちました。
ベースは同じですが、松岡茉優さんが演じる“恵” については、イメージがまるで違う…
小説は、スマートに仕事をこなせる、あざと小悪魔的なのに、
映画は、地味め真面目のがむしゃらキャラ…からの変貌ではありますか…
映画と小説の結末もまるで違います。
ただ、映画は映画として、小説は小説で面白いものだったので、
同じベースのパターン1とパターン2として、ワタシの中では別物です^^
小説は内容が濃くて深い。
映画はサラッと軽く楽しめる娯楽もの。
どちらも面白かったです。^^
今日の日記は、「大泉洋」を8回も書いてました(^◇^;) 言いやすいw
今の時代、紙の本や雑誌が、今後どうなっていくのかは、ワタシも不安です。
紙の手触りと温かみ、1ページめくるたびに深まる没入感と、パラっと紙の音
ワタシは普段、デジタルで雑誌を読んでいますが、小説だけは紙の本派です。
デジタル小説が、この先のスタンダードになる日が来るのでしょうか。
手軽ではありますが、情緒もかすれてきてしまいそう。。
想いはありますが、ワタシが考えても仕方ないので、時の流れに身を任せ〜♫ (はい昭和w)です。
世の中がデジタル一色になれば、こんなワタシでも慣れてくるものでしょう。
しなやかに^^