popohaumomの日記

⭐︎60代女子⭐︎なんてことない日々の備忘録

朝活読書『カラフル』阿部暁子 著と、ちゃんとした大人になりたい。

久しぶりにコメダ珈琲のモーニング

いつもの丸いローブパンとバターを選んで、

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あんバターパンに♡

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吉祥寺のコメダ珈琲の照明が好き♡

今回読んだ本のタイトルと同じ

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綺麗なステンドグラス♡
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『カラフル』阿部暁子 著 

装画: 禅之助さんという方

装丁: 成見紀子さんという方

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ハンデがある人への理解について、この本を読んでみても、やっぱり必ずしも正解があるわけではないことを再認識しました。

その人それぞれに気持ちや感じ方は違うのは、健常者もハンデがある人も同じだということ。

その都度、“その人” を尊重して考えるのが大事ということは、ハンデがある無しに違いはありません。

ワタシは軽々しく言葉には出来ないです。


TikTokでたまに見かけますが、日本の駅員さんが車椅子ユーザーのために、乗降時にステップを設置している光景。

なんとなく当たり前の風景の一部になっていていましたが、外国人にとっては、“優しい日本” のようです。

外国では、どのように乗降するのだろう…と思いました。


そんな光景も、この物語の中で、車椅子ユーザーの女子高生と駅員さんの会話に、

車椅子ユーザーの現実と、駅員さんの思いやりを見て、心がキュっとなりました。


女子高生が以前、ステップを用意してくれた駅員さんが、迷惑そうな表情をしたことに凄く申し訳ない気持ちになったこと。

その後もずっとそういう気持ちでいることを、今、ステップを出してくれる駅員さんに、

『ありがとう』と、感謝とともに伝えた時の、駅員さんからの言葉、


「あのね、もしかしたら、渡辺さんはこの先も、いつかどこかで迷惑そうな顔をする駅員と会うかも知れない。

その時きっと、渡辺さんは嫌な気分になるだろうし、悲しくもなると思う。でも、

どうか失望しないで。渡辺さんが当たり前に電車に乗って、好きなところに行けるといいな、って

考える人はたくさんいるし、その為に働きかけて、変えていこうとしている人達もちゃんといる。

今、渡辺さんに『ありがとう』って言って貰った私もやる気出ちゃったから、頑張ろうと思う。

だから渡辺さん、未来を楽しみにしてね。それがちゃんと素敵なものになるように、私達が頑張るから」

 

車椅子ユーザーの女子高生が、勇気を出して伝えた本音と、

今の感謝のありがとうの言葉への、駅員さんの愛溢れるのに押し付けがましく無い言葉に、

 

なんて温かいんだろう、、

なんてちゃんとした駅員さんで、ちゃんとした大人なんだろう、、、

 

ワタシも、ちゃんとした温かい大人になりたい

と、思いました。

年齢だけは大人ですが、、f^_^;

 

この小説は、

この駅員さん以外にも、担任の先生の言葉、車椅子ユーザーの女子高生の母親への思い、と、

ワタシに響く言葉がたくさんありました。


実は、つい最近、社内イベントで、イベント担当者の、車椅子ユーザーへの心無い言葉が聞こえてきて、、

その人が、そういう考え方だったことを知り、切ない気持ちでいたところだったんです…

タイムリーに車椅子ユーザーの物語を読んだことで、やはり心が引き締まりました。

会社のその人と自分は、捉え方、感じ方が違うことが分かり、自分は自分のままでいたい。と、改めて思いました。


ハンデがあるとか無いとかは関係なく、人として、“その人の立場” の想像力を最大限に持っていこう思いました。

 

車椅子ユーザーの女子高生の役は、

ワタシ的には平手友梨奈さん♡

の、イメージで読んでいました^^

登場人物が全員とても魅力的でしたから、

映画かドラマ化希望します\( ˆoˆ )/

他のキャスティングはお任せします(誰に?w)


TikTokにあがる、日本の優しい駅員さん

世界に優しさの拡散がされてます^^

平和のかけらのひとつだと思います。

一つでも世界から悲しみが減りますように。