popohaumomの日記

⭐︎60代女子⭐︎なんてことない日々の備忘録

仕事: 誰かが体力とお金を使って、大切に育てた子供達にいつかどこかで。

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ワタシが働き始めた頃は、男性の育児休業は無く、女性は、産前産後の休暇は取得しても、

その後は復職出来る環境がある人は復職し、環境が無い人は、

環境が整う(保育園のタイミング)まで休職していた記憶です。

ワタシ自身も、産後半年で復職しました。

当時の職場は理解ある人達に恵まれていたので、延ばしても大丈夫とは言って貰えていましたが、

何より優しい周りに負担をかけるのが、申し訳ない気持ちだったから半年で復職しました^^

復職しても、育児時短は無い時代なので、ワタシのようなフルタイムママは

だいたいが皆さん預かり時間、朝7時半〜夜7時とかでした。

妊婦期間も満員電車w そんなことも、当時は働くママは普通のことでした。

なので、今は昔に比べたら、かなり改善されましたよね。

 

それで何を想うかと言うと

今と同じようにワタシの時代にも、子を持たない人からの

「熱が出たから急な早退や、長期休暇は、周りに負担がかかる。不公平」という声はありました。

当時の当事者であったワタシの周りには、幸い優しい人ばかりで協力して貰えましたが、

きっと肩身が狭いと辛かった人もいたでしょう。

育児関連が制度化されて、導入が義務となった今の時代、休職、時短申請する人の中には、

「取得することは権利です。それが何か?」と、最初から権利を強く主張してくる人が増えたと聞きます。

もちろん権利ではありますが、権利を取得するということは、

自分の担当業務を担ってくれる人がいる。ということへの想像力が、足りなくなってるような気がします。

 

男性社員が子供の発熱やらで、急に早退したり、病院に連れて行くから遅刻します。という様子に対して、不満を言う人がいます。

その不満を言う人は、子を持たない人では無くて、自身が育児時短を進行形で取得中の人です…

 

同じ子育て世代のはずなのに、そんな風に不満を持つのか、、とワタシには不思議でもありましたし、残念でもありました…

子供を持たない人からの不公平主張は、昔も今も変わりませんが、

現在進行形で自身が時短中にも関わらず、子供の発熱やらの早退を許せないものなのか…

難しいものなんですね…なんだか本当に残念な気持ちです…

 

以前、子を持たないと決めた知人が、

「世の中、子持ちに優遇し過ぎ」と言ってたことがあり、

その時ワタシは、

「まぁまぁ、そう言わないで。我々が老いた時に道で転んだら、知らない誰かが産んで育てた子供が、ワタシ達を起こしてくれる時がくるよ。そうやって助けてくれる未来の若者を、体力とお金を使って代わりに育ててくれてる!。と、思えば有り難いじゃん?w」と、言ってみたときに、

知人は、「まぁそう言われたらそうかw」と。

ワタシも子供は1人しか産みませんでしたから、割合で言ったら、今の子供達は、支えるシニアの方が断然多くなるわけです。

感謝です…

転んでたら助けてくださいw

 

ママさんは、育児休業を取得して当たり前と思わず、感謝の気持ちを持てれば、少なからず摩擦は減るということ。

会社の義務として、誰かに負荷が偏らない体制を作ること。

負荷が偏るからママさんへの不満が出る。

→不満は社内空気をギスギスさせる。

→イジメた人もされた人も退社

→人材不足

会社だって損害ですよねw

 

そんなことを考えると、

育児関連のママさん、パパさん、LGBTQ、ハンデを持つ人、と、健常者、と呼ばれる人、

みんながみんな、“誰かと違う” という世界

それが普通の世界。それぞれ特性で、やれることをやるのが普通の日々…

 

あぁぁ…

人の数だけ幸せもあって不満もあるのが

人の世なんでしょう…

脳ミソが溶けてきた…

まだまだ想像力を育て続けなければ。

世の中みんな少しでも平和に幸せに^^