popohaumomの日記

⭐︎60代女子⭐︎なんてことない日々の備忘録

『アンメット』最終回を語りたい♡と、過去イチ好きなドラマのこと。

〜散歩道のアジサイ〜

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『アンメット』最終回を観ての感想です^^


久しぶりにじんわり温かく沁みる

「静」のドラマを観た気がします。

 

三瓶先生が苦しみを堪えながら話す台詞、

「兄は重度障がい者でした。僕が8歳の時に障がい者施設に入りました。兄は泣いていました。世の中も僕たちも、兄のためって言いながら、見えない所に遠ざけただけかもしれません。そういう思いが消えないんです…」

三瓶先生のこの言葉に、

テレビを観ていたどれだけの人が

胸を締めつけられたかと思います。


その場面の『静』の中で、三瓶先生の気づき…

静かに強く響く「僕と結婚してくれませんか」

のプロポーズに、

数秒の間を挟むミヤビの表情の中に

静かで確かな決意が見えた瞬間 

涼やかで優しい眼差しで「はい」と言う。で、

そのあとのシーンが、ありふれたハグじゃない!

2人の間は10センチくらい空いたまま、

「僕もお腹が空きました」と優しく続く

私には、最高に嬉しく温かみある場面でした♡

『杉咲花』ちゃんと『若葉竜也』さんにしか

あの“普通”の空気感を演じることは出来ない

ように思います。^^


この最終回は、全般映画を見ているような、

そんな錯覚さえ感じました。

明日へ繋ぐことの尊さを感じさせてくれて

魂が揺さぶられました。

 

周りの人達の温かさも丁寧に描いてあり、

一人一人の個性と、人間味がすごく素敵でした。

その中でも、

三瓶先生が院長に、「許可をください。」と、

頭を下げた、ミヤビの難しい手術の許可を、

院長からすれば、大変苦しい決断で

許可を出した時、

「失敗したら責任は私が取る」と言った院長、

当たり前ですが、

こんな上司についていきたい。

と静かに思いましたね。( ̄ー ̄)

本当に周りの人達も

ピッタリなキャスティングだと思いました。

参加している演者さんみんなが、

このドラマを大切に思っている愛情が

視聴側にも伝わる優しい作品でした。

あいみょんの曲も、感動に輪をかけてくれます。

あと、2012年放送の、

『小栗旬・石原さとみ』さんの、

「リッチマン、プアウーマン」の時に

初めて知った、『井浦新』さんは、

あれ依頼のドラマ出演の中で、

今回の役が2番目に私は好きです♡

それと、

良かったシーンまた一つ、

ミヤビの手術中、

よくある医療ドラマのようなアクシデント、

無駄に血管を傷つけて血が噴き出したり、

医療機器がピーピー鳴るような、

医療ドラマではお馴染みの、

緊迫感を押し売りするようなシーンが無く

ただ淡々と、

それぞれの役割を静かにこなしていく。

そんな描写であったにも関わらず、

「静」の中に緊迫感を感じていることに

気づいた時には鳥肌ものでした。


『杉咲花』さんは、

「静」も「動」もどちらも自然体で

演技をされる素敵な女優さんですね♡


最終回を観ながら、声は出ないけど、

涙だけが止めどなく流れてしまう

「静」の中の強い感動でした。


とはいえ、

私の中の過去イチ、『JIN-仁』♫

を超えることは無かったです^^


『大沢たかお』さんが主演で、

幕末の江戸にタイムスリップしてしまった

脳外科医の仁先生が、

江戸の町の人々の命を救うドラマなのですが、

『綾瀬はるか』ちゃんが演じる、

橘咲ちゃんが、

なんたってケナゲで泣けてくるんです。

こちらは最終回はしゃくりあげるほどの

大号泣でした。。゚(゚´Д`゚)゚。

私には今のところ、ドラマで

これを超える作品は無いですねーw


あ、書いてて気づきました。

偶然どちらのドラマも脳外科医だw


“テレビっ子” 世代なので、

やはりテレビドラマはクール毎に

期待してしまいます。

多分、今の時代、オンタイムで

テレビを見てる世代は

50代以上が多いのではないかな。と。w

ハマれるドラマを期待します♡

ドラマを毎週楽しみにして、

欠かさず観るトキメキのルーティーンも

楽しい生き方の一つだと思っています^^