『イグアナの花園』上畠菜緒 著とガストの目玉焼きモーニング561円♡
人との関係はうまく作れない、今でいう
コミュ障で空気を読むことが苦手な主人公は
動物とは会話が出来るという
ファンタジーストーリー
ただ、ファンタジー感強め?でもなくて
動物と会話が出来るという特殊能力以外の
普通の人間生活での紆余曲折
コミュ障を認知しながらの社会生活を
どう生きてきたか、の成長物語りと呼ぶ方が
しっくりきます☺️
子供が大人になるまでの迷いや不安を
一般的には、周りの大人や友達が
導いてくれるであろう過程で
会話が出来る動物が、その代わりをする
というような感じに思えました😊
主人公が悩みがらも人との関係を大切にし
努力をする様子には
とてもリスペクト出来ましたし
コミュ障というより
空気を読みすぎて
分からなくなっているようにも思えました
実際、世の中でペットを飼っていて
会話が出来たらいいな、と思う人って
どれくらいいるんだろう…
動物は、何も言わないから
人間が勝手に察して
勝手に優しく出来てるような…
気がするんです
何も言わず
ただそばに居て話しを聞いてくれるから
手離せない
いつも一方的な独り言は淋しいかもだけど
温度がある生き物が
そばに居てくれることが大事☺️
もし会話が出来る賢い動物と暮らしたら
私なんていつも怒られそうだし😅
動物だって
人間の言ってる言葉が理解出来ちゃったら
ストレスフルで禿げちゃいそうだし
会話は出来ないままがいい😅
この小説、最後は切なくもなりましたが
温かくて優しい物語りでした^^