スタバのバナナフラペチーノ♡
ようやく飲めましたー! いつも混んでいて、
席が空いていない(ノ_<)
『ひとりでカラカサさしてゆく』江國 香織 著
始まりが衝撃的でしたが、
物語は淡々としていました。
大晦日に、
若い頃職場が同じだった80歳過ぎの男女3人が
東京駅近くホテルに集まり、
思い出話しをする光景のあとに、
彼らが選んだ道は…
その後に続く、それぞれの家族の困惑や
個人の事情が、淡々と描かれていて
ワタシにはうすら寒くて、読み終わったあとは
なんとも言えないゾッと感でした。
それぞれの家族の
個々のストーリーが交差するのですが
何度も読み返して確認しながらになり、
疲れました…
個々のストーリーは深くて面白かったです。
ただ、慣れてはいたはずですが、
この物語は今まで読んだ小説で
一番読み辛かった(⌒-⌒; )
歳を重ねてもう十分生きた。と思っても、
どんなに自分の後始末を
綺麗に終わらせたつもりでも、
選んだ場所が民間のホテルであることは、
大迷惑でしかありません。
結局は、世の中を騒がすほどの
自分勝手を最後にしでかした。ということです。
そんなことをしでかしたにも関わらず、
淡々と描かれるその後が、
私にはゾワっとしたのです。
タイトルは「ひとりでカラカサさしていく」
という、元気を貰えるかのようなタイトルなのに
期待は裏切られました。(T_T)
一つだけ心に響いたのが、
亡くなったおじいちゃんの孫娘が、
「おじいちゃんならこう言うだろう」の中で、
おじいちゃんの言葉として、
「意地悪に対する報復は、憐憫と軽蔑で十分」
これは響きました…確かにそれでいい…
自分の最後を自分で決めるのは
好きにしてください。
でも、最後のカタチをどうするかを、
もっと深く考えて欲しかったです。
あ〜、夢に見ないように、
バラエティー番組でリセットしなきゃ。
と(ノ_<) 強く思います。
バナナフラペチーノは美味しかったです♡
やっぱりスタバの期間限定は
どれも美味しくて楽しみ♫