popohaumomの日記

⭐︎60代女子⭐︎なんてことない日々の備忘録

朝活読書『ひとりでカラカサさしてゆく』江國 香織 著と、スタバのバナナフラペチーノ♡

スタバのバナナフラペチーノ♡

ようやく飲めましたー! いつも混んでいて、

席が空いていない(ノ_<)

f:id:popohaumom:20240610184047j:image

『ひとりでカラカサさしてゆく』江國 香織 著

f:id:popohaumom:20240610184138j:image

始まりが衝撃的でしたが、

物語は淡々としていました。

大晦日に、

若い頃職場が同じだった80歳過ぎの男女3人が

東京駅近くホテルに集まり、

思い出話しをする光景のあとに、

彼らが選んだ道は…


その後に続く、それぞれの家族の困惑や

個人の事情が、淡々と描かれていて

ワタシにはうすら寒くて、読み終わったあとは

なんとも言えないゾッと感でした。


それぞれの家族の

個々のストーリーが交差するのですが

何度も読み返して確認しながらになり、

疲れました…

個々のストーリーは深くて面白かったです。

ただ、慣れてはいたはずですが、

この物語は今まで読んだ小説で

一番読み辛かった(⌒-⌒; )


歳を重ねてもう十分生きた。と思っても、

どんなに自分の後始末を

綺麗に終わらせたつもりでも、

選んだ場所が民間のホテルであることは、

大迷惑でしかありません。

結局は、世の中を騒がすほどの

自分勝手を最後にしでかした。ということです。


そんなことをしでかしたにも関わらず、

淡々と描かれるその後が、

私にはゾワっとしたのです。


タイトルは「ひとりでカラカサさしていく」

という、元気を貰えるかのようなタイトルなのに

期待は裏切られました。(T_T)

一つだけ心に響いたのが、

亡くなったおじいちゃんの孫娘が、

「おじいちゃんならこう言うだろう」の中で、

おじいちゃんの言葉として、

「意地悪に対する報復は、憐憫と軽蔑で十分」

これは響きました…確かにそれでいい…

 


自分の最後を自分で決めるのは

好きにしてください。

でも、最後のカタチをどうするかを、

もっと深く考えて欲しかったです。


あ〜、夢に見ないように、

バラエティー番組でリセットしなきゃ。

と(ノ_<) 強く思います。

バナナフラペチーノは美味しかったです♡

やっぱりスタバの期間限定は

どれも美味しくて楽しみ♫