ガストの目玉焼きモーニング、サラダがいつもはキャベツメインですがレタスメインなのは、キャベツ高騰?
この作品は
コロナ禍を小学生時代に過ごした主人公が、
大人になるまでの、過去と未来が描かれていて、読み出した時に、あれ?SF?と思いました^^
コロナ禍の世の中の状況や、
それぞれの当時の気持ちの細やかな描写は
未来に読むための、コロナ禍備忘録になりそうな本です。
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冴ちゃんとお母さんの会話で、
「子供は育てたようにしか育たないとか、親の背中を見て育つっていうけど、あれ、でまかせだよね」
「そうかな?」
「冴は、私の何倍もたくましいし、何倍も賢いし、何倍も優しい。子供って、自分が育ちたいように育って、必ず親を超えていくんだね」
相変わらず地域のおばあちゃんやおじいちゃんの頼みを断れず奔走してるお母さんの方が何倍も優しいはずだ。わたしは、
「全然超えた気しないけどな」と呟いた。
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冴ちゃんのお母さんの言葉に、
私も確かにそうだな、、と思いました。
もちろん私は冴ちゃんのお母さんみたいに
立派なお母さんでは無かったのですが、
こんな母でも、子供はちゃんと育つんだな、と、
このトシになって思うようになりました。
哀しくて立派過ぎて優しすぎて切なすぎる、、
冴ちゃんのお母さんの設定が、
私にはどうしても認めたくないな、と。
小説も映画も、人が作ったものは
みんながハッピーで終わって欲しい。
作られた物語りくらいは
幸せであって欲しい。
作りものでいいから
ハッピーなものに囲まれていたい。
というのが、私の願いです。
愛が溢れまくっている作品でした。
朝活ガストで読んだことを後悔したほど、
何度も心が震えて涙が出てしまいました。
あ、後悔の理由は(⌒-⌒; )
10年くらい前にもなりますが、
職場での理不尽な扱いに虚しくなり
職場の仲良し年下女子に、
涙を流しながら話した私に対して
「やだぁ、おばさんの涙は汚いから泣かないでw」と言われたことがあり、
確かにそうだわwと。もちろん彼女は、
励ますつもりの冗談で言ってくれたのですが、
なかなか人に対して“汚い” は言えないだろうに、
言葉のチョイスのセンスとともに、
妙に素直に納得でしたw
トシを取ると、冗談でもこういうことを
言ってくれる人はいないので、
“気づき”をありがとう。と思いました^^
話しがそれましたが、涙で心が洗われるような、表紙のラムネのように清々しい、けれど温かい、誰かと繋がりたくなる素晴らしい小説でした。
こんなに優しい世界に浸れたのは久しぶりです。
明日は月曜日、一週間頑張ります^^