吉祥寺の『まことちゃんハウス』の前には、お花がたむけられていました。
まことちゃんが “グワシ” しています☺️
小学生の頃、楳図かずお先生の作品で
初めて“恐怖漫画” というものを読みました。
楳図かずお作品で、“恐怖” という強い感情を、
初めて植え付けられたように思います。
なのでそれ以来、ホラー系の漫画はもちろん
映画もドラマも観なくなりました😅
子供時代は怖いもの見たさの好奇心が勝ち
それでも間違いなく怖いのが分かっているから
読む時は必ず家族がいる居間、
来そう、来そう、来る、きっと来る、、と
ドキドキしながらページをめくると
恐ろしい形相で飛び出してきそうな描写が
目に飛び込んできて
瞬間に「きゃー!!」と
奇声を出してしまい、
私のその金切り声に家族がギャッ!と驚いて
私に「ビックリさせるな!」と
怒ってました😅 読むと必ず
夜に1人でトイレに行けなくなりましたね。
昔のトイレって、照度が低くて薄暗いのが
標準だったので、怖さが倍増でした😱
作品で唯一ストーリーを覚えているのが
「赤んぼう少女」のたまみちゃんです。
小学生当時は、たまみちゃんに対して
恐怖だけじゃなく“可哀想”という気持ちを
持ちました。
自分が大人になってから
たまみちゃんの孤独な生涯、境遇を思えば
なんて世の中は不公平なんだろう、と
あらためて思います。
不公平、不平等が当たり前にはびこるから
「公平に!」と叫び続ける人が
常にいるんですよね。。
大きくなれない、醜い容姿のままの
自分の境遇を恨み、普段強気で
意地悪をしている
そんなたまみちゃんが、
お化粧をして鏡の前で涙する場面は
今思い出しても切なくて涙が滲みます。
楳図かずお先生の恐怖漫画のおかげ?で
それ以来一切ホラー物は観なくなりました。
良いのか悪いのか?w
何年か前までは、吉祥寺の街を
散歩している姿をよくお見かけしました。
必ずトレードマークの
赤白シマシマTシャツ姿なので
近隣の子供達は
「リアルウォーリーを探せ」だwなんて
言ってました☺️
私が一番接近したのが、
カジュアルなパスタ屋さんでランチした際
隣りのテーブルとの間が
大きな磨りガラスになっていて
そのガラスに赤白シマシマの影…
あ、、楳図先生ね♡と。確信😊
お散歩範囲も広範囲を歩いてらして
あら、あそこに赤白シマシマw
なんてこともありました。
噂では、お人柄も優しい方で
サインや写真も受けて下さるとのことでしたが
私はお声がけする勇気が出ないまま…
いつか、、、と思っていました。。
“いつか”は、期限無しではないですね😢
小学生の私に
豊かな感情を授けて頂き
ありがとうございました^^
楳図かずお先生のご逝去に際し
心よりご冥福をお祈りいたします。