お仕事ドラマや、お仕事小説が好きですね。
今回の読み終えた本は、『うえから京都』
主人公は、高知県の県庁女子なんですが、
ちょっと前に読んだ『県庁おもてなし課』も、高知県県庁が舞台でした^^
そんな縁?で、 “高知県” が今の私には身近に感じるぜよ…(ぜよ、を使いたかったw 使い方合ってないかもf^_^;)
主人公は、高知県の県庁職員でありながら、政治の世界で数々の難問を解決し「交渉人」と呼ばれる女性、坂本龍子。
まず、なんたってイチ県職員の龍子の、戦略立案と行動力がかっこいい!
設定が大胆で、もしかしたら?有り得るかも?と思わせてくれながらも、エンターテイメント性も抜群で惹き込まれます^^
印象的だったのが、龍子のセリフで、
「国は国民のもの、政治家は国民が雇用しているのです。」
とあるのですが、
今まで私のイメージは、
「政治家は私達の税金で食べてる」でした。
が、
「私達国民が雇用している」と読み替えると、
不思議と、国民としての責任がより重く感じます…
物語に出てくる京阪神のトップ達、高知のトップ、奈良、滋賀のトップ、東京のトップ、みんなとにかく仕事が出来そうw
政治の話しではあるのですが、ゴリゴリの政治小説ではないので、政治に疎い私には、ただただ面白い^^
東京に乗り込んで、京阪神が都知事に対峙する場面には、“さてどんなセリフで攻める⁈” と、ワクワク出来ましたw
“うえから”京都、という題名に、京都の一般的なイメージを持ちつつ読みましたが、想像通りでしたしw
ネタにも思えるような偉いさん達のマウントの取り合いシーンは “子供か!”と突っ込みたくなるような面白さ😅
“翔んで埼玉” じゃないですけど、映画でネタにしたら面白そうw
その場合の私のイメージは、男前な主人公は、天海祐希さんです^^
お仕事小説が好きですが、内容が難しくなく、“出来る女性” が主人公で、サバサバと気持ちがいい、スッキリする小説でした\( ˆoˆ )/