あまりにも暑かったので、
外に出ない休日でした。
夕方には雷と大雨。
東京には竜巻注意報まで発令され、
我が家は風の心配はせずに済みましたが
夏の夕立とは間違っても呼べない
嵐でした。
もしかしたら、これからの夏は、
こんな天候が夏らしいとなるのかな。
だとしたら私には残念です…
昔の夏の夕立は情緒があったように思います。
雨上がりは打ち水をしなくて済む
ひんやりと優しい涼しさを呼び
夏の匂いにの中には、開け放した窓から
隣家から蚊取り線香の香り
涼しくなった夕方に町を歩けば、
夕飯のカレー匂いに、
この家は今夜はカレーねw と想像してみたり、
漏れ聞こえるテレビの音と笑い声で、
この家は今⚪︎⚪︎チャンネンルを観てるな。と
考えてみたり
不思議な安心感を覚えながら
家路につきました。
現在は、だいたいどこの家も
一日中エアコンを付けて窓が閉まり、
外を歩いていても、
お料理の匂いも、夏の香りも
テレビを観る笑い声も
何も感じることがない日常です。
子供が少なくなっていると言っていますが、
幸い我が家の近隣にはお子さんがいるので
夕方になり、日が少しだけ陰る時間帯に
外で遊ぶ賑やかな声が、
まだ在宅ワーク中の私の耳に聞こえてきます。
その楽しそうな声が聞こえると
なんだか昔々を思い出していますし、
平和だな。と心から安心します。
数少ない子供が遊ぶ声を
「毎日うるさいのよ、あの家の子供達」
というお年寄りマダムが放つ悪口を
顔を合わせるたびに聞かされるのには
閉口し、、
顔を合わせないタイミングをはかりながら
外に出るのも疲れます…。
子育て経験者でも、
歳を取るとそんな気持ちを持つんですね…
私は、隣家から聞こえてくる
ビニールプールではしゃぐ子供達の声に
夏らしい夏を感じさせて貰えることに
感謝してます^^
夏のビニールプール
昭和の夏の風景と匂いは
少しずつ消えてしまっています。
それが良いのか、
自然で仕方ないことなのか分かりませんが
私の記憶にある夏の情景は、
思い出す度に
懐かしんでいきたいと思います^^
昔々の夏が大好きでした。