「うたかたの娘 」綿原芹 著と、朝マックのソーセージマフィン♡


【あらすじ】
道に佇む不気味な人物をきっかけにしてナンパに成功した「僕」。相手の女性と雑談をするうちに故郷の話になる。そこは若狭のとある港町で、奇妙な人魚伝説があるのだ。そのまま「僕」は高校時代を思い出し、並外れた美しさで目立っていた水嶋という女子生徒のことを語る。彼女はある日、秘密を「僕」に明かした。「私、人魚かもしれん」幼い頃に〈何か〉の血を飲んだことで、大病が治り、さらには顔の造りが美しく変化したのだと――。
ジワる怖さと哀しく切ない
ミステリーで
ホラーで
ファンタジーで
サスペンスと思えた
オムニバス形式の4つの短編
美しさに執着した人間への呪いのようでした
男達がみんな種類が違うクズだし
登場人物がろくでもない人間ばかり
そのおかげか
感情移入無く同情や可哀想がる想いを
抱かないで済むので気が楽でした😆
人間の良い部分が描かれず
醜くく身勝手で業の深さが凄まじく
歪んだ思考の生々しさが
丁寧?に描かれていて
うんざりします
世の中で
「人は見た目じゃない」と言われ続ける間は
ルッキズムは変わらないと思いますし
違う視点で考えると
人魚の儚さ
人間の憐れさ
幸せって?と考えさせられました
読んでる間はじんわり寒気を感じ
夢に見そう、、と
気味の悪さがありましたが
読み終えたラストは
怖さより哀しさが強く残り
なんともしんみりしました
人魚にまつわる物語りは
ハッピーにしているのはディズニーだけ?
「人魚姫」原作のアンデルセン物語のように
切ないラストであったり
いろんな映画に描かれる
美貌で海に引きずりこむような
人間を騙し 恐怖を与える
おどろおどろしいものが多く
なんだか悪どい「人間」に
都合よく利用されている「人魚」に思えて
もし本当に海の底に
人魚の世界があるのなら
申し訳ない気持ちになります
海の底に人魚の世界は
ありませんように^^