『風待荘へようこそ』 近藤史恵 著と、ガストの目玉焼きモーニング570円♡

表紙の装丁画を眺め想像を膨らまします☺️
【あらすじ】
南天の木の植わった坪庭がある、京都の小さなゲストハウス「風待荘」。家族を失い東京からやってきた眞夏は、ここでしばらくオーナーの仕事を手伝うことになった。泣きたい毎日を変えるきっかけをくれたのは、料理。古い台所で作る九条葱と厚揚げの衣笠丼や、すぐきの焼きめし、近所で出会ったふわふわのだし巻き卵のサンド、レトロな喫茶店のゼリーポンチフロート。同居する四人の女性やお客さんと食卓を囲む時間に心を癒されていくなか、まさかの人物が眞夏を訪ねてやってくる……。
主人公の主婦は
夫から突然心変わりを理由に
一方的に離婚を告げられた上に
愛する一人娘も、夫とその恋人との
新しい生活を選択するという
非情な現実を突き付けられます😢
そんな時に
SNSで出会った女性に誘われ
東京から離れて
京都での生活が始まるのですが
その勇気は
やはり家族を失うという事実が大きすぎて
それ以外のことは小さな現実となるのかなぁ
と思いました😢
そうでなければ
今まで主婦としてだけ生きた毎日から
まるで中高生女子の家出のごとく
SNSでしか知らない人からの
仕事のスカウトに、軽く悩むだけで
見知らぬ土地へ転居できるのか、、と
ゲストハウスでの仕事の中で
得意な料理を活かしながら
国籍含め様々な人に出会っていきますが
長いこと家庭しか知らなかった主人公が
少しずつ癒されて
ぐちゃぐちゃになった気持ちが
変化していく心の機微が
丁寧に描かれていています
穏やかに読んでいたつもりが
気づくと前のめりに
惹き込まれていました☺️
一人娘が夫との暮らしを選んだ理由にも
主人公である母親への態度にも
とても現実的で少しだけ切なくて😢
不思議なくらいに感情移入し
ところどころで泣けて泣けて😭
誰もが持つ自分の物語り
いつのタイミングか分からないけれど
新たな世界で
新たな登場人物と
適度な距離感で、思いやりを持って
大切に関わっていきたい、と思いました☺️
美味しそうなほっこりお料理を想像出来て
主人公の“夫” がムカつく以外wは
誰かが誰かを思いやる優しさと温かさで
とても癒やされた小説でした^^