popohaumomの日記

⭐︎60代女子⭐︎なんてことない日々の備忘録

朝活読書『ゆびさきに魔法』三浦しをん 著: ネイルが持つチカラ♫

【ゆびさきに魔法】三浦しをん 著と、ガストの目玉焼きモーニング570円♡

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装丁なんたってキレイ

 

ネイルサロンが舞台になっている

お仕事小説でした😄

主人公は『月と星』を営むネイリスト

 

主人公は

ネイリストとしては丁寧で正確なのが長所 

ただ発想力や独創性のセンスは

欠けてると自覚しながらも

町のネイルサロンを堅実に営んでいます

 

かつて共同経営者だった友達は

自分が持たない発想力と

独創性を持っていることに羨み憧れ苦しみ

それぞれでお店を持つ結果に

 

そんな主人公のもとに

まだまだ基礎技術に難はあっても

覚えが早くて独創的なセンスを持った

コミュ力が高い女子がやってきました

 

私はネイルサロンの

利用をしたことは無いのですが

コロナ禍前までは40年

ネイルをしていない時がほぼ無いくらい

大好きでした♡

 

ネイルを自分で爪に塗りますが

夜更けのその時間もゆったりした

大切な癒しの時間だったと思います☺️

 

ネイルが好きな人は

多分似たような気持ちだと思うのですが

ネイルの輝きって

何をしていても指先は視界に入り

そのたびに

そのネイルカラーに癒されるんです☺️


逆にネイルが少しでも

爪から剥がれていることに気づくと

もー、テンション下がりまくります😆


ネイルの輝きとメンタルへの影響って

凄く密接していると思ってます


爪を美しく輝かせることで

なんてことない日々の

なんてことない暮らしが瑞々しくなり


ちょっとくらいのイヤなことは

指先のネイルの輝きが視界に入れば

「なんとかなる✨」と前向きにしてくれたり…


あー、これが題名の「魔法」ですねー

凄く的を得たネーミングです😊


本の内容としては、お仕事が主で

施術やネイルの備品等の描写はもちろん

顧客の管理や店舗営業戦略など

ビジネス書としても楽しめるような

リアルさがありました


でもお仕事だけじゃなく

優しいけれど熱い人間模様も描かれ

そのあたりの展開も人情味もあり

グッときました


これからネイリストを目指す方にも

ぜひ読んで貰えたら、と

思えた心温まるお仕事小説でした^^