『わたしの知る花』町田そのこ 著とドトールのモーニング♡
泣かされました、泣きました😭
壮大な愛の物語りでした
人を寄せ付けないオーラを纏う老人の孤独死
生前知り合っていた女子高生が
その老人のことを身近な人たちから
聞いて周り、そしてたどり着く
過去と繋がる今の物語
人が持つ
優しさ、醜さ、温かさ、脆さ、危うさ
不器用さ、儚さ、尊さ
全てが盛り込まれ
優しい文章なのに
心をギュっと掴まれる力強さを感じ
何度も圧倒されました
一字一句、一行を
読み飛ばしてしまわないよう
大切に読みながらも
次へ次へと急いで読み進めたくなる
なんとも言えない歯痒さ
心に響く言葉だらけでしたが
その中で
祖母の言葉
「最後まで、生きていくしかないんだよねえ。どれだけすれ違っても、大事な相手も一生懸命生きていると思って、願って。ひとはそれしかない。たまに会えたらめっけもんさ」
主人公にまつわる
登場人物ひとりひとりそれぞれの
“愛のカタチ” が描かれて
どれもが儚く優しい光を放ち
切なく温かく繊細で美しい
「愛の物語」
でした^^