『月下美人』滝沢志郎 著と、ドトールのハムタマゴサラダモーニング480円♡
舞台は江戸末期で、女性の生理が
不浄で穢れと蔑まされていた時代に
生理用品の開発に尽力した
武士と義理の娘の物語でした
普段は特に考えもしないですが
昔々から女性には生理があり
その時代の最適解で対応していたわけです
時代モノ小説を読んではいても
生理用品の開発という小説は初めてで
主人公が武士という設定も新鮮でした
時代モノでも文体も読みやすくて
物語りの展開もテンポ良く惹きこまれます
お仕事小説やお仕事ドラマが好きなので
江戸時代の【プロジェクトX】のように感じ
読みながら、頭の中のBGMが
中島みゆきの『地上の星』w
♫風の中のすばるぅ 砂の中のぉ銀河ぁ♫
だなw と😄
フィクションとのことですが
実際にあったような臨場感さえ覚え
エンターティメント性溢れる小説かと
昔は女性の生理を不浄のものとして
扱っていたと
不浄の女性から生まれた人に
言われたくないですよねー、とw
先日の「御上先生」のテーマが、たまたま
“生理の貧困問題” でした
生理用品を買うことがままならない女性が
世の中には一定数存在すること
生理用品は小中学生には学校から
支給してあげて欲しいです
小中学生がみな母親から当たり前に
買ってもらえてる、という発想は
大人の想像力が足りなさ過ぎです😢
義務教育が終わった高校生からは
せめて補助金を出してあげて欲しい
国を動かせる立派な大人の方
どうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m
月経前症候群の辛さ
毎月の生理痛に耐えて、いつか
子供を産む選択をした人は命懸けで出産です
国連機関が発表した報告書では
2 分に1人の割合で、女性が妊娠中または
出産中に死亡していることが
明らかになっているとのこと
大袈裟な言い方をするなら
世界の人類の存続を担う女性は
もっとリスペクトされるべきでは?
と思ってしまうのはエゴでしょうか😅
生理用品の開発のフィクション小説でしたが
「御上先生」での「生理の貧困問題」と
たまたま被ってしまったので
生理について改めて深く考えさせられました
産む選択、産まない選択、どちらを選んでも
生理の有無の選択権はありません
約40数年分の生理用品費用がかかります
女の子達が生理で悩まない悲しくならない
優しい世界になりますように^^