popohaumomの日記

⭐︎60代女子⭐︎なんてことない日々の備忘録

朝活読書『銀河の図書室』 名取佐和子 著: オトナこそオトナらしく。

『銀河の図書室』 名取佐和子 著とガストの目玉焼きモーニング542円♡

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宮沢賢治の作品が好きな人なら

より刺さるのかな、と思いました。😄

高校の同好会「イーハトー部」の部長が、

突然不登校になった謎を

後輩部員3人と、部長のクラスメイトが

追っていく青春ミステリー?みたいでした。

 

部長不登校の謎を追いながら

それぞれが抱える

切実な現実の厳しさや、家族の問題

過去のトラウマについて

宮沢賢治の小説になぞらえつつの

展開になっていました。


担任の先生や校長先生、図書室の先生の

生徒に対する対応の深さ温かさには

こんな先生達って、小説の中だからじゃなく

きっとどこかにはいるんだろうな。

と、思いたい気持ちにさせてくれました☺️

先生達はちゃんとした先生であり

ちゃんとした大人だと思います。


実は、小説の半分くらいまでの時点で

私は飽きてしまいまして(⌒-⌒; )

やっぱり宮沢賢治をあまり知らないせい?

それでも読み進めたら、後半からは感動で

泣ける場面が何度も訪れました😭


小学生の時から図書館通いを

していた私ですが

学校の図書室はほとんど記憶がないので

こんな魅力的な学校図書室なら

入り浸りそうです😊


青春小説と呼ぶには

かなり厳しい現実世界の描写があり

大人になった私としては

高校生にこんな思いを味合わせたくない。

と強く思ったりして

大人達、ちゃんとしてよ…と。


それでも最後は、優しく

温かい気持ちにさせて貰えた物語りでした☺️

高校生らしい、“らしい” って

あまりよくわからないのですが、

きっとこの小説の高校生達は

“らしい” んだと思います。

高校生はまだまだ子供として

大人に甘えていいと思うし

甘えて貰える

ちゃんとした大人でありたいです^^