『銀河の図書室』 名取佐和子 著とガストの目玉焼きモーニング542円♡
宮沢賢治の作品が好きな人なら
より刺さるのかな、と思いました。😄
高校の同好会「イーハトー部」の部長が、
突然不登校になった謎を
後輩部員3人と、部長のクラスメイトが
追っていく青春ミステリー?みたいでした。
部長不登校の謎を追いながら
それぞれが抱える
切実な現実の厳しさや、家族の問題
過去のトラウマについて
宮沢賢治の小説になぞらえつつの
展開になっていました。
担任の先生や校長先生、図書室の先生の
生徒に対する対応の深さ温かさには
こんな先生達って、小説の中だからじゃなく
きっとどこかにはいるんだろうな。
と、思いたい気持ちにさせてくれました☺️
先生達はちゃんとした先生であり
ちゃんとした大人だと思います。
実は、小説の半分くらいまでの時点で
私は飽きてしまいまして(⌒-⌒; )
やっぱり宮沢賢治をあまり知らないせい?
それでも読み進めたら、後半からは感動で
泣ける場面が何度も訪れました😭
小学生の時から図書館通いを
していた私ですが
学校の図書室はほとんど記憶がないので
こんな魅力的な学校図書室なら
入り浸りそうです😊
青春小説と呼ぶには
かなり厳しい現実世界の描写があり
大人になった私としては
高校生にこんな思いを味合わせたくない。
と強く思ったりして
大人達、ちゃんとしてよ…と。
それでも最後は、優しく
温かい気持ちにさせて貰えた物語りでした☺️
高校生らしい、“らしい” って
あまりよくわからないのですが、
きっとこの小説の高校生達は
“らしい” んだと思います。
高校生はまだまだ子供として
大人に甘えていいと思うし
甘えて貰える
ちゃんとした大人でありたいです^^