popohaumomの日記

⭐︎60代女子⭐︎なんてことない日々の備忘録

朝活読書『恋とそれとあと全部』住野よる 著。生と死についてを考える。

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『恋とそれとあと全部』住野よる 著。と

ガストの和食モーニング

サラダ250円を付けて922円。

サラダファーストw

 

爽やかな夏っぽい装丁画に惹かれて

思わず借りてきました。^^

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高校生男女の夏休み物語です。


男女二人の〝不謹慎” とも言える理由で、

特別な夏休みの四日間の旅のお話しです。

行き先は女子のおじいさんの家。

ストーリーは軽快に進んでいくのですが、

実は深いテーマががあることに気づいていき、

その過程もとても面白かったです。

 

物語の主人公の女の子は、実の両親さえ

受け入れることができなかった

こだわりの強い性格の持ち主で

友達からも「めんどくさい」と言われてる女子。


そんな不思議ちゃんを、男子のほうは

抵抗無く受け入れるだけじゃなく、

恋心を抱いています。^^

片思いをする男子の心の描写には、

あー、高校生男子って、こんな感じなのねー。

とw


夏休みに好きな女の子のおじいさんの家に

泊まりに行くなんて、それだけで

普通ならキュンとするお話しを想像しますが、

行く目的、理由が、

『死』に関するということで、

物語が単なる青春小説ではなかったことを

知りました。


おじいさんさんの「生きてる者が大事」や

長距離バスに乗り合わせたお兄さんは、

危篤の父親の元へ向かっているといい、

そのお兄さんの親切にお礼を言うと、

「誰かに親切にしたら、ちょっとくらいそれが報われて間に合ったりするのかな」や

おじいさんが倒れたことで気づく本心への戸惑い。


“ちょっとこだわりの強い” 女子と男子が、

本音で互いのマイナスポイントを

言い尽くしたあとの告白…


どの場面も、興味深く読ませて貰いました^^


「生きてる者が大事」だと私も共感しました。